カウンセリングをやめたいと感じたときの考え方と対処法

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カウンセリングをやめたいなと感じていませんか?

カウンセリングを受けている最中、途中で「やめたい」と感じることは少なくありません。特に、セッションが進むにつれて、効果が見えない感情的に疲れる、あるいは他の選択肢を試したくなるなどの理由から、カウンセリングを続ける意義を疑うこともあります。これは決して珍しいことではなく、むしろプロセスの一部として考えられる場合もあります。

カウンセリングをやめたいと感じる理由

カウンセリングをやめたくなる理由はさまざまです。主な要因として、以下のような理由が挙げられます。

成果が見えない

期待していた改善が感じられないと、やめたくなるのは自然なことです。変化が現れるまでには時間がかかる場合もありますが、回復を焦っていないかだけは注意したいです。

感情的に疲れる

カウンセリングでは過去の経験や感情を掘り下げることが多く、心理的に疲れることがあります。これにより、カウンセリング自体に対して負担を感じることはよくあります。

セラピストとの相性

セラピストとの信頼関係が築けない場合、話すことが苦痛になり、やめたくなることがあります。セラピストとの相性はカウンセリングの効果に大きく影響します。

経済的負担

定期的なカウンセリング費用が負担になることも理由の一つです。経済的な理由で続けるのが難しい場合も、他の方法を検討する必要があるでしょう。

カウンセリングをやめたいと思ったら

もし「やめたい」と感じたときは、まず冷静にその理由を振り返ることが大切です。以下のステップを試してみましょう。

カウンセラーに正直に話す

カウンセラーに、なぜやめたいと感じているのかを率直に伝えましょう。多くの場合、カウンセラーもこうしたフィードバックに対処する訓練を受けており、話し合うことでほかのカウンセラーを紹介してもらう等の解決策が見つかることがあります。

目標を再確認する

カウンセリングを始めた理由や、目標を思い出してみてください。途中でやめたいなと感じるのも、長期的な目標に向かう途中のステップである場合もありますし、そうではなくカウンセリング以外の手法が必要であるケースもあります。

他の選択肢を考える

現在のカウンセリング方法が自分に合っていないと感じた場合、別のアプローチを試すことも有効です。例えば、他のカウンセラーに切り替えたり、異なる形式のセラピーを検討してみることも考えられます。

    カウンセリングをやめる前に考えるべきこと

    カウンセリングを途中でやめることを決断する前に、いくつかのポイントを考慮してみてください。

    やめるタイミングは適切か

    カウンセリングの効果は、短期的には感じにくいこともあります。定期的に進捗を確認し、少し時間をかけてみることで、後になって効果が出る場合もあります。

    感情的な疲れは一時的か

    特定のテーマに取り組んでいるときは、感情的な負担が増えることがあります。しかし、これが過ぎると新しい洞察や成長が得られることもあります。焦らず見守ることも重要です。

    他の治療法との併用

    カウンセリングに加えて、運動趣味リラクゼーション法などの他の自己ケア方法を取り入れることで、より効果的に回復を進められる場合があります。

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    いったんやめるのもOK

    あなたのように、うつ病の回復過程でカウンセリングを途中でやめたものの、別のカウンセラーで再開することを決断した例は多くあります。カウンセリングが自分に合わないと感じたときに他の選択肢を探すことは、自分自身の回復を最優先に考えた結果です。

    新しいカウンセラーとの出会いによって、信頼関係が再構築され、治療が進展することも珍しくありません。特に精神的な健康に関しては、個別対応が非常に重要です。

    カウンセリングを少しでも続けたいと思うなら

    もし費用面での不安やカウンセラーを幅広く選べないという不満がある場合、地域によってはオンラインカウンセリングなどの低価格の選択肢もあります。こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

    オンラインカウンセリングの料金と選び方


    上記の内容を参考にしつつ、自分自身の心の健康を大切にして、必要なサポートを見つけてください。

    筆者について

    Tada Miya

    国家資格キャリアコンサルタント/人材メガベンチャー→障害者雇用人材紹介事業立ち上げ→Saasスタートアップ→EAPサービスのマーケティング/30歳でうつになったことをきっかけにブログ開始/異動と結婚というポジティブなライフイベントが体に負担となりうつを発症/比較的軽度だったがゆえに受けられるサポートが多くないことを疑問視/家族の協力を得る難しさを痛感

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